整形外科総論
整形外科は運動器の障害を治療します。運動器とは骨や関節、筋肉、神経、靭帯、腱などから構成されています。
先天的また後天的に損傷を受けることにより、橈尺骨骨折、大腿骨骨折、股関節脱臼
膝蓋骨脱臼、肘関節脱臼、椎間板ヘルニア、前十字靭帯断裂等様々な症状を呈します。
整形外科の検査
問診
症状が出る前の、動物の状況(落下、運動等)や年齢、品種を問診します。
視診、触診
跛行がある場合、視診により患肢を同定したり、疼痛、関節の動き、可動域を確認します。
レントゲン検査
骨折、脱臼の有無や状態を確認できます。
超音波検査
関節内側の状態の確認に使用します。
CT検査、MRI検査
レントゲン検査では描出できない病変の確認に用います。