症例紹介

マダニ媒介の感染症について

おだわら動物病院より重要なお知らせです。

伊豆地域においてマダニ媒介の感染症である「重症熱性血小板減少症(SFTS)」によるヒトの死亡例が確認されています。

令和7年7月9日付の伊豆新聞に詳細が掲載されています。

この感染症は、根本的な治療法が存在せず、致死率も非常に高い感染症です。近隣地域である伊豆での発生が報告されているため、厳重な注意が必要です。

 

マダニの脅威

* マダニに刺されたことに気づかない場合も少なくありません。
* ペットもまた、無意識のうちに刺される可能性があります。
* SFTSに加えて、「日本紅斑熱」も伊豆地域で確認されています。

 

ペットの保護

* 散歩や外出するペットはもちろん、室内で過ごすペットも感染する可能性があるため、予防策の実施が不可欠です。
* 人間がマダニを持ち帰ることで、ペットへの感染リスクも存在します。

詳細については、先日の記事「【注意】マダニは命に関わります!|SFTSで獣医師が亡くなった現実をご存知ですか?」をご参照ください。

 

感染してしまってから後悔しないように、徹底的な予防対策を講じましょう。
当院でも来院する子には原則マダニ予防をお願いする方針となりました。ご理解、ご協力をお願いいたします。

「当院にかかっているペットから感染例を出さないこと」を掲げ、予防の重要性を引き続き強調してまいります。

ペットだけでなく、オーナー様、病院スタッフの健康を守るために、対策していきましょう。

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