軟部外科
外科的な処置を行なって治療する診療科になります。
一般的な不妊手術(去勢手術、避妊手術)、全身に発生した腫瘍(癌)の摘出、消化器外科、帝王切開、泌尿器外科など様々な手術を行なっています。
当院で行う軟部外科症例
不妊手術
・避妊手術:女の子の子宮と卵巣を切除する手術です。
*若いうちに手術をすることで、乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、子宮、卵巣の腫瘍などの病気予防になります。
・去勢手術:男の子の精巣を切除する手術です。
中には精巣が降りてこない陰睾(潜在精巣)という病気もあります。また去勢手術をしないことで、肛門の腫瘍(肛門周囲腺腫)、会陰ヘルニア、前立腺肥大、精巣腫瘍などを防ぐことにもつながります。
腫瘍
・乳腺腫瘍・眼瞼腫瘍・脂肪腫・肥満細胞腫・皮膚腫瘍
・脾臓摘出
:脾臓腫瘍や免疫疾患の治療の際に行います。
・シリコンボール義眼挿入術
:緑内障の治療の一環として行います。
・異物の誤食(腸切開、胃切開)
釣り針、カーペット、ジョイントマット、硬貨、ひも、ネット
・ヘルニア
会陰ヘルニア、鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、横隔膜ヘルニア
・帝王切開
・短頭種上部気道症候群
:軟口蓋の切除、外鼻孔の拡張を行うことによって呼吸が楽になります。
・膀胱切開:膀胱結石や、膀胱腫瘍の際に行います。
・会陰尿道造瘻術
・胆嚢粘液嚢腫
etc…
手術日は月、金、土、日になります。(緊急手術はこの限りではありません。)
外科手術に進む前に適切な術前検査(主に血液検査、状況によっては画像検査など)が必要になりますので、事前にご相談ください。