皮膚科

【FINAL ANSWER No.2】なかなか治らないお腹の皮膚炎が・・・!?

本日の紹介する症例は14歳のチワワちゃんで内分泌疾患(副腎皮質機能低下症:アジソン病、甲状腺機能低下症)を併発している子で、なかなかお腹側の皮膚炎が治らない子に

先日ご紹介させてもらったFINAL ANSWER No2を使用して、経過が良好だった子を紹介いたします。

FINAL ANSWERに関する記事はこちら⇒皮膚科セミナーに参加してきました!

甲状腺機能低下症による皮膚炎は、慢性の乾性脂漏または脂性脂漏が見られることがあり、体幹部の脱毛なども同時に生じます。

またラットテイル、色素沈着、角化症なども生じることが多く、痒みが見られる場合は二次性の膿皮症、マラセチア性皮膚炎、ニキビダニ症を発症することがあると言われています。

今回紹介する症例のチワワちゃんも、再発性の膿皮症やマラセチア性皮膚炎にかかり、そのたびに薬用シャンプーや抗生物質などで治療をしていましたが、FINAL ANSWER ACADEMY(記事はこちら)を卒業を期に、この子にもなにかもう一つ加えた治療がないかと考え今回こちらを使用してみました!

FINAL ANSWER No2(皮膚の常在細菌叢のケアに)

 

BEFORE

AFTER

約1カ月間1日3回を目安に塗布していただいた結果です!!

感染に伴い出ていた痂疲が落ち着き、やや発毛もみられているかと思います!!

スキンケアがいかに大事かがこれだけでもわかります。。。。

アトピー性皮膚炎による慢性的な皮膚炎以外にもこのように慢性疾患の病気の子で他にも内服が必要という子でも、こちらは外用のスプレータイプなので負担をかけずに治療をすることが出来ます。

冬は夏よりも皮膚炎は落ち着く子も多いですが、実は乾燥により皮膚のコンデションが悪くなっているかもしれません。

保湿により痒み止めの薬を減薬に成功したという研究もあるぐらい、保湿はかなり今重要とされています。(Terashima,et at al,Jpn J vet Dermatol 2020

この冬にスキンケア、保湿をして皮膚炎に悩まない夏を過ごしませんか?

是非気になった方はご相談ください。FINAL ANSWER ACADEMY認定獣医師が皮膚のお悩みを一緒に解決いたします!!!

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