皮膚科

マラセチア性皮膚炎

小田原市はまだまだ暑い季節です。

暑い日が続くと皮膚病も悪化が多くなります・・・。

痒いのをそのままにしておくと、皮膚がこんな風に変化してきてしまいます・・・。

皮膚が黒く厚ぼったくなったり、フケっぽい皮膚になります。。。

脇が黒く変色しフケも多く、独特の匂いもします。。。
内股も黒く変色しています。
後肢のところもフケでガサガサです。

原因を調べるために顕微鏡の検査で見てみると。。。

マラセチアというダルマ型の真菌が大量に見当たりました。。。

↑紫に染まっている楕円状のがマラセチアです。

マラセチアはカビの仲間で、動物の皮膚や耳の中に少数いるのですが、このように大量に増えてしまうと、皮膚のベタつきや脂っぽさが増し、独特の匂いや強い痒みや赤みを示します。

また、根底にアトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎がもともとある子にはかなり悪化しやすいと言われています。

カビの治療(飲み薬やシャンプー)と、普段から痒みを抑えてあげる治療をした結果。。。

脇や内股の黒ずみが改善し、フケっぽさも減りました!!

お家でかくような頻度も激減したとのことです!!

現在も治療中ではありますが、皮膚の病気は経過が長いと、治療にもそれだけ時間がかかりますので、気づいた時に早めに治療を開始しましょう。

慢性的な皮膚の病気だとしても、管理や治療を続ければ、徐々に良くなってくると思いますので、気になる症状があればご相談ください!!

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